VOL.33「山菜のおはなし」

春の恵み、自然の恵み、山菜

みなさん、山菜は食べますか?雪解けとともに道路脇を見ると、土の中からニョキニョキ出てくるフキノトウやつくし。とっても可愛らしく、春の訪れを感じますね。厳しい冬を耐え忍び、暖かくなってようやく顔を出すこの子たちも見ると何とも愛おしく、ついつい毎年写真に収めている私ですが…(笑)。実は、山菜は冬に溜まった体の老廃物を排出、つまりデトックス効果があるのです。年末年始の行事やイベントごとで、ご馳走やアルコールを摂取する機会の多い冬は胃腸や肝臓に負担をかかり、それだけ体の中の老廃物も増えています。春は体メンテナンスの季節といわれており、そこで一役買うのが春の恵み、山菜なのです。

デトックス効果のある山菜

自然に恵まれた北海道はまさに山菜の宝庫!中でも北海道らしいものといえば行者ニンニクや山わさびですね。他にもタラの芽やぜんまい、わらび、ふき、たけのこ、うど…等々。山菜には独特の苦みがありますが、この苦みが肝機能を向上させ、体に溜まった老廃物や毒素の働き、そして新陳代謝の働きをよくする役割をもっているのです。おひたしや酢味噌あえ、炒め物など食べ方はいろいろありますが、私は天ぷらが大好きです!

道民のパワーフード

少し早いですが6月の北海道神宮祭の時期に食べる郷土料理にも山菜が登場します。この時期一番脂が乗って美味しい時鮭に、昔は農作物が採れないこの時期の貴重な栄養源として食べられていた山菜。さらに20日で収穫できるラディッシュやお赤飯を合わせ、お祭りをお祝いするとともに五穀豊穣をお祈りする意味があるそうです。栄養満点のこの献立、まさに道民のパワーフードともいえますね!

おはなし 一瀬美絵