豚肉文化、北海道
高校を卒業するまで函館で生まれ育った私は、肉料理といえばほとんどが豚肉か鶏肉でした。牛肉は年に一度、お誕生日やクリスマスの時のご馳走としてしか食べたことがないかもしれない。と思う程、ほとんど家の食卓に牛肉がのぼった記憶がありませんでした。特に印象深いのは焼鳥。函館の某コンビニエンスストア、私も大好き「やきとり弁当」は、いまやすっかり函館のソウルフードとして有名になりましたが、昔は子どもながらに、「なぜやきとりなのに豚肉なのか」と不思議に思っていました。すき焼きにカレー、肉じゃがも豚肉も当たり前に育ちましたが、道民のみなさんもそのようなご家庭は多いと思います。

豚肉文化のルーツ
このように北海道が豚肉文化になったルーツをご存知ですか?北海道の開拓の歴史に酪農が貢献したという話を前号でしましたが、同じく明治の開拓の頃、力仕事の精をつけるために十勝で養豚が始まり、全道に広がったそうです。一頭しか生まれず、お肉になるまで20か月~30か月程かかる牛さんは飼育期間が長い分、生産コストがかかりやはり高価。それに比べ豚さんは一般的に6か月程で生育し、かつ多産。安くて栄養満点!うなぎの味付けに似せた豚丼も十勝発祥というのも納得ですね。

夏は豚肉パワーで!
豚肉はあらゆる食材の中でも特にビタミンB1が多いといわれています。疲労回復ビタミンと呼ばれるビタミンB1は免疫力アップ、夏バテ予防、さらにストレス解消の効果もあるのです。いまは北海道でも猛暑日が続くようになりましたが、そんな暑い夏乗り切るにはまさにうってつけ!豚肉パワーで元気に夏を過ごしたいですね!


